夕方から急きょ、近所の電気屋さんに出かけることになった。
自転車を使えば、ものの10分もかからないだろうが
ここ何十年自転車にまともに乗っていないので、歩道の無い道へ出るのは恐くて・・・。
もう黄昏が始まっている。
ビニールハウスの向こうには、今にも沈みそうな夕陽。
この道は、小学校時代の通学路でもあり、ここを歩いていると懐かしい匂いがします。
田んぼの稲穂は青々として、こうべを垂れています。
橋を渡り終えるとそこには懐かしい小学校の校舎があります。
そして、校舎のすぐ近くには、おばあさんが一人で店番をしている駄菓子屋さんがあるはず。
が、駄菓子屋さんの小さな店はあとかたも無く、一戸建ての住宅が建っていました。
タイムスリップしたような不思議な夕暮れ。
家がたくさん立ち並び闇を照らす明りが増えても、観音様の祠や田んぼやあぜ道は
昔のままの闇をかもし出しています。
その明りと闇のなかで鳴く虫たちの音に耳を傾けながら、家路についていました。
お早うございます。
私は、生まれてからこのかた、自分の住んでいた地を正確に把握できていないのです。
父が存命中にしっかりと聞いておけばよかったと思っても後の祭りです。
母に尋ねても、今では頼りなくなっていますので…。
小学校入学以後でも、Y小学校(名称は国民学校でしたが)→I小学校→S小学校→I小学校→H小学校と転校を繰り返していますので、そのちゃん様のように、
「この道は、小学校時代の通学路でもあり、ここを歩いていると懐かしい匂いがします。」
という思い出がないのです。
それだけに、今日のブログなどは、羨ましさが一杯でした。
高校一年生が午前0時40分に刺殺された事件の報道を耳にして、我が家の奥さんが、
「○○さん(私のこと)の口癖のように、やはり、夜は『魑魅魍魎』の世界ですね」と言ってくれました。
夜は恐いです。
私は早朝散歩なので、満開のカラスウリの花を撮れていません。
ganzyさん
こんばんは。
久しぶりの道を歩いてランドセルを背負っていた頃が懐かしく思い出されました。
そうです。夜は恐いです。
娘が中学生のとき、夜に地区懇談会といって保護者と先生方が学校や地区の話題を
話し合うという会があったんですが、その帰りに、他のお母さんとわかれ
ひとり観音様の祠の前にさしかかったそのとき、突然黒い人影が陰から現れたときは
もう心臓が止まるくらいびっくりしました。
慌てて走って逃げたので何事もなかったのですが、ほんとうにどうなることかと思いました。
あれは、痴漢か泥棒か・・・謎のままです。