灘区制９０周年だんじり巡行

昨年春に予定していた灘区制９０年だんじり巡行が、今日JR六甲道駅南で

行われるということで、見に行きました。

灘区の７地区（畑原　篠原　都賀　五毛　新在家　八幡　上野）の地車が

集結し、豪快で美しい巡行を披露。

まずは、六甲道駅南公園で遅いお昼とおやつタイム♬

サンドイッチと豆大福とコーヒーを。

サンドイッチはカツサンド＆かぼちゃ・レタス・ハム、カツは柔らかくかぼちゃは

自然の甘味が美味しかったです。

豆大福はもちもち、豆が大きくて食べ応えがありました。

地車（だんじり）は地区ごとに特色のある飾り幕や彫刻がほどこされ、車輪があり

前後の丸木をひき前進します。

しばらくは７台が置きだんじりしていたので、間近で観賞することに。

もぐりこむと鐘が見えたり、絢爛豪華な飾りや彫刻に圧倒。

都賀だんじりは、明治から大正にかけて完成した大阪の抗全神社のだんじりを

譲り受けたそうです。

その後、神戸型に改修しているので泥台は海の幸、獅子噛は八咫烏と、神戸では

珍しい作りになっているそう。

ちょうちんを持つ女の子の衣装が目を引いて可愛かったです(≧▽≦)

式典では、観客をはさんだ道路を行き交ったり、後ろ車輪のみでだんじりを

回したり、迫力満点のパフォーマンスとパワーでみんなを笑顔に！

畑原だんじりは名彫師松田正幸氏という方の彫刻が見事でした。

上で舞うお兄さんたちは命綱を腰に巻いて納得、安全第一ですね。

上野だんじりは昭和７年に購入されましたが、しばらく解体保存されていたのを

平成３年有志の方々、近隣地区の協力で復活したそうです。

上は、両手に扇を操るお兄さんの独壇場。

命綱なしのように見えましたが・・・。

お兄さんの右にちらっと見えるのは信号機です。

新在家だんじりは江戸時代後期に作られたそうです。

見送り幕は牛若・弁慶の出会いの飾り刺繍幕です。

かっぷくのいいお兄さんが派手に大うちわを仰いでいました。

お姉さん達の着物姿がよく似合っていて素敵。

綱を引くお兄さんのおひとりは外国の方だったような・・・。

信号機ぎりぎりに何度も回るだんじり。

迫力ある回しに観客から拍手が送られました。

鳴り物でお囃子、まーわせ　まわせの掛け声が灘の街に響き渡り、爽快な気分に。

だんじりを観た後、灘五郷を少しだけ訪れるつもりでしたが、時間がなくなったので

また次の機会にしようと思います。